#8 Neoguri Day2 R1

Day2 　9日の3:59am　さっきまで吹いてしまってた南東が止む

椰子の揺れが変わり、やがて静かになった

潮は引きに入り海が動き出す　 


朝は6時までしか出来ない　　2時間あれば充分　

何よりこうして出来るだけ幸せだと思わなければならない



祭りの準備で活気立つ漁港もまだ眠りの中　

其処を抜けマムシの居る草むらを20分歩いて絶壁の崖を降りる事1時間


昨日よりまた少しサイズアップ

インサイドは激流が渦巻いている　戻れる自身はあるか？

なきゃ行かない　俺には大切な家族が居るから



沖へ出て休んでいると二階建てビルのような黒いうねりが襲って全員喰らった

一番沖の人　インサイドの人　チャンネルに逃げていた人　



全員がクリーンナップされ泡の弾けるシュワーという音だけが聞こえた

今年初めて、ボードを投げ潜った瞬間だった



夜が明けるにつれ、海面が整い出す

そして6-7分置きにBIGセットが入る　沖割れは途中で無くなる

インサイド寄りで待つか　だがあのセットが入ればインパクトで喰らうのは必至...



Unknown surfer.

ソリッドなドロップよりかは、雪崩のような1stからのスープに引っ掛けてのドロップ

だがボトムで溜めていると此処からビシーっとインサイドまで壁が出現



だがたまの真西からのセットはスティープなドロップを強いられる

Julian's friend.



Nice direction...SW solid swell pumping



VW freak Tani san.



Masami "mami" Kawamura.



南西諸島に上陸　沖縄の裏へと入った8号

だがピーク時の勢力の際のうねりが　相模湾に1日半遅れて届く



被害なきよう　これ以上九州に雨をもたらすべからず

うねりだけを　喜びさけを届けてほしいのが本望...



予定通り6時に上がり横横でフルアクセルで帰宅

凱ちゃんにおはようのキスをして朝飯を作る　

洗濯物を干しお母さんといっしょを見ると心地好い疲れが襲って来る






でも待て　今日は一日空けたんだ　

いつもより少し　ほんの少しだけ早歩きで凱を登園させると

俺は駆け足で車庫へと向かい　また海へと向かうのだった....






peace