I'm Blueworker

板金屋の倅には職人の血が流れている



今でこそデザイナー（アシスタントだけど）だが　もし輪廻転生があるのならば



来世はきっと板金屋か掃除屋になるだろう




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学生時代、色々なバイトをやった



とんかつ和光、居酒屋、カラオケBOX、ホテル宴会配膳、そして掃除屋。。



初めてのバイトは高3で始めたとんかつ和光だった。



男なのにホール担当。ここでサービスの楽しさを覚える



『ご飯、キャベツ、味噌汁のお代わりをどうぞー』



1年半続けるも女の子のいざこざに巻き込まれ泣く泣く辞める



（18歳？この頃だけ少しモテました）



その後、カラオケ歌広場の関内店OPENスタッフに興味本位で応募。



コギャル全盛、店員は全員コギャル＆ギャル男くん



そのテンションの高さと、軍隊のように統率され、且つ適当な運営システムに



嫌気が差す毎日。カラオケの楽しさだけは覚えた



しかも琥Galsと話が全く合わず、ハブにされ唯一しぶしぶ数ヶ月で辞めた苦い思い出





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やはり飲食店でのサービスだ、とランドマークタワー地下の居酒屋で2年間働いた



両手にジョッキを5コづつ持ち生ビールを永遠注ぎ続ける



酒を覚えた　こっそりビール飲み放題だった




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そしてその頃掛け持ちで始めた配膳の仕事。



主にプリンス系列のホテルに派遣され、結婚式のセッティングから配膳、



片付け等、時間との戦い。



一度など、初めての現場で突然バックレた社員の代わりに



スポットライト係りまでやらされた



衣装直しを終え、再度入場する新婦にスポットを当てる超重要任務。



バイト君に任せていいのか？



その照明の持つ熱と緊張で滴る汗、口から飛び出さんばかりの心臓



司会者　『それでは新婦入場です！』



Junior　　［スポットライトをパッ！！！！！］



Oh my gosh！！！　



花嫁を包み込むはずが直径が5cm程しかないライトが花嫁の頬に直撃



花嫁　『熱い！』　　会場騒然



ライト直径を調整するハンドルを絞込みすぎていたようだ。。



。。。。



その後？　裏で黒服にボディーブロー喰らわされ出入り禁止。



適当でいいって言ったくせに



世の中の不条理とテーブルマナーを知った



良いバイトだった　沢山もらい泣きもしたし　



ナイフとフォークで片手でサーブ可能になり



合コンで披露するのが嬉しく、率先してサーブするも



美味しい思いなどとは一切無縁だった





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そして服飾専門学校に入学。



KAIと出会い、紹介された掃除屋。ここで掃除の楽しさと出会いのめり込んで行く。



学校が終わり、居残りで課題を片付け、閉店後のスーパーへ。



くすんだタイルの床をWAXでピッカピカに磨く楽しさ。



一気に掃除屋の虜となった



週末は主に企業のタイルカーペットをクリーニング。



Weekdayの夜はスーパーの床磨き。



そしてたまにそれは今も続いている




高濃度の洗剤を汚れの深さに合わせ薄める



噴霧機でカーペットに撒いていく



ポリッシャーで汚れを擦り浮かせ



スティームクレンジャーで熱処理しながら


汚れをバキューム（吸引）していく



ホース中間にはセンターを配置　ゴミをフィルターで捕獲しつつ


泡立ちを抑えバキュームしていく



靴の汚れやホコリでうす汚れたカーペットの廊下が



息を吹き返す　寝っ転がれる程に綺麗になる　最高。。






ただのバイト？　違う



掃除が大好きだ　勿論　お金の為、大切な人の為。



だがそれだけではない



プライドを持ち掃除する　落とせない汚れなど無い




波乗りと一緒だ


汚れのコンディション（波や風、潮）に合わせ


見合った道具（サーフボード）で


楽しみながら（Stoked）。。。






掃除屋、もし必要な時は


Junior cleaning surviceへ！！！！　ウソ




peace.........