Surfing effects....

しばらく海に浸かっていない.......








仕事、プライベート、そしてイレギュラーな2つの仕事で時間が足りない


鎌倉は？....うねりはずっと小さい　　だから波乗りしない？　それは違う


波が無ければ　波のある場所へ向かえばいい


千葉は連日東うねりが炸裂　　茨城福島?　無人でここ最近ずっとオーバーヘッド


その場所に身を置くことが出来る事...一番単純で一番難しい事。。。。


俺にとっての波乗りは、ただ波に乗りStokedするのが目的ではない


行けば居る仲間　地元の先輩達　駐車場のおじさん　散歩のおばちゃん


そして道中に聴く、最高の曲が詰まったMix CD.


まだ新聞屋のカブが走り回る真夜中のドライブ


ガラガラの横浜新道　いつもの渋滞が嘘のような原宿の交差点


そして夜明け前に地球が見せるこんな最高の瞬間













風が作ったうねりが海岸に届き　岩棚に当たり波となりその首をもたげる


その瞬間を逃さず波内側に入り込み　


あとは気の向くまま　ときには波の向くままに


滑走するだけ






やがて陽が完全に上り気温は上昇　陽射しは肌を焼き黒く輝く


海を上がれば冷えた泡麦を喉奥に流し込む　友との尽きない他愛も無い会話


海風が吹き海面を乱す頃　車でまどろみ　


西陽が傾き、上げたルーフから差し込む頃に目を覚ます


弱くなりやがて止まる風　オイルのように滑らかになる水面


整い沖から整然と届くうねり　迫る夕闇　温く纏わりつく海水


Go!と叫ぶ友は上がり　やがて独りとなる


最後に、と掴んだ波の斜面の美しさに高揚し　完全な闇に包まれつつある沖に


今度こそ最後に、と向かう


最後の波は　もはや暗すぎてしっかりと目視は出来ず　


だが身体で感じて滑走するも闇には勝てず　やはりさっきの波で上がれば...


と後悔を背負い岸へと上がる


何よりも優しく感じる真水を浴び　陽の香りが心地良いタオルに包まれる


同時に思い出したように覚える空腹感に颯爽と着替えを済まし


来た道を　今度は優しい　包まれるような曲と、乗った波を思いながら


海の香りをまといリラックスしたドライブで愛する人の元へ.........















海が　俺をやわらかく包み　優しさを与える



ときに海は俺を打ちのめし　厳しさと謙虚さを教える



空から射す陽が　俺を焦がし　健康と勇気をくれる



ときに雨　そして雷を落とし　風を吹かせ　地球の偉大さを教えてくれる



海と　太陽と　水と　風










いろんな意味で波に乗れない日々がつづき　身体も精神も乾き廃れた



波乗りはただのスポーツでも　趣味でもない



俺の人格をも形成する、大切な要素



斜面を見て高揚し　風に乱れた海を見て落胆する



波とは人生　と誰かが言ったが　本当によく言ったものだと思う



人生はジェットコースター？　それもよく聞く　でも違う



コースターは一度乗れば次も同じコース　同じ機械だ　波は違う



人生は先の読めないうねりの連続　風向きも読めない　



これから上げに向かうのか　それとも引き時か------------------













波が恋しい　海が　水が　太陽が　仲間が　



朝の無風が　陸から吹く緩い風が　朝陽が　全てが恋しい



明日　うねりがなくとも海へ向かおう　



いや　うねりを求めどこまでも行こう



人生も　大きな波を求め、やれるだけやろう　　　　　　　



そう思い言葉が湧き出た土曜日の夕方。。。














peace.....