Last month of pregnancy

寝坊して慌てて横浜新道を爆走すると朝陽が追いかけてきた



通り慣れた遊行寺の坂も当分これが最後となるだろう



波のある時には小動を曲がる前から解る　それでも曲がった途端叫ぶんだ



ワイルドな南岸低気圧はこんなしっかりとしたうねりを届けた



そしてそれはこの日　絶える事無く続いた



どの岩棚にも最高な波が　その頭を擡げた



愛する此処も例外ではなかった　だが水量の多さと西側への強い流れは


俺を含めた多くの波乗り達を翻弄




ファーストライトに靄の取れきれない への字のラインナップが照らされ輝いた


稲村から先は　霧に朝陽が当たり金色に輝き全く見えなかった




正面に視線を戻すとこんなFreak Setが炸裂


これを見て2つある東の岬波に意識と心を持っていこうとした　俺は車に乗り込んだ


もう一度海に目を落とした




するとこんな最高の波がパーフェクトに走った　


急いでエンジンを切り　トランクスを履きラバージャケットを羽織った




崖も最後まで気になったのは事実　だが最後は此処で波乗りしたかった




こいつに乗るもの当分お預け....いつもより丁寧にWax up


ノーズのアウトラインが非対称? 　ワザとだ


テールの長さが違うのもワザとだよ　　そう、ワザとなんだ。。。




波はGoing Off 　だがチャンネルであろうポジションにちょくちょくこんなのが来襲


ボトムが凸凹の5'3では　まるで激流の中の木の葉のように翻弄された




麗しのSuper A-Flameとも暫くお別れ



West peakとも暫しお別れだ



そしてお前らとも…


Local 『ポッポロロロー！！　ポル、ポルリロロ…』　

　　　（元気な子が生まれるといいな！　奥さんを一番にな…）

Junior 『Thanks, 解ってるよ　またいつか此処で会おう』


Local 『ポポ。 クルル…ココロン　』

　　　（ああ。　海は何処へも行かないさ…また来いよ）

Junior 『ううう…ううえっ　え″っ』

　　　　　 (激しくおえつ… )









やっとNatsにもFuckin Fishを乗ってもらう事が出来た


凸凹だから細かいところ見んなよ…




日差しは完全に梅雨を越え　真夏のものとなった



小さな河口は覚醒した　岩棚に砂が付いた理想的地形にライトハンダーがピール


鎌倉を代表するサンドバーに手練達が群がった




Kaneyo'sコタロウも夏の暑さにうな垂れながらも車の日陰から


Jonさんの鋭いサーフィンを見守った 　　でも殆ど寝てたなコタロウ！




陽が高くなり　予報通りに多少風が入っても最高は最高で変わらない


寧ろワイドな雪崩カインドはポジショニングを難解にし人を散らし混雑は緩和　


ある人は帰路に着き　ある人は夕方の凪に備える...















この朝　皆に会えて良かった















夏の終わりにまた会えるかな　


次は首の座りかけたJunior's Jrと自慢のカミさんと一緒に　


夕陽の綺麗な夕方に此処に突然現れるだろう …








I love you guys, I love you locals, L love you all freak surfers!!!!


Hope to see you at the beach!









peace....