Spring Storm

3月2日 月曜の記憶

夜中に南岸低気圧が通過し温い風が吹き荒れた　朝起きると風は止んでいた

湿った空気は残ったが雲は去り春の日射しが照りつけた


なかなかの低気圧...

前日に伊良湖までサイズアップしていたから結構期待し前の晩に仕事を片付けた



朝飯作り凱を送って洗濯してPCを見たら七里はこのラインナップ

南西のソリッドなうねりがパンピングしている　あそこしかない

過去最速で横横をぶっちぎった(推定95km...)



気候は寒さの底を超えた感あるけど水温は今が底か

まるで氷水の中をドルフィンすれば透き通った最高の透明度が迎えてくれる

無数の気泡が浮かんでボードの赤が反射し水面に映り込む

水面に出ればシュワ〜〜....っと泡が弾ける音が

日頃の葛藤や小さな悩みを消して脳が明るく温かくなるのが解る



波は最高　おまけに先輩達4人しか居ない


 
そのうちの一人が燦々と注ぐ陽の光を背にテイクオフ



そのまま高速で俺の脇を突き抜けコーナーまで飛んで行った

Unknown surfer.







  








KAZMAsanが裏庭で漁の後の日課を済ます


 
クラシックなハイラインでどんなセクションも抜けて来る

此処で初めてSURFした偉業を　もっとリスペクトされてもいいと思う

今年もBIG DAYに雄叫び上げながらバレルクルーズするこの人を

見るのも時間の問題だろう...     BATMAN.


 
Unknown's Rip crush



BATMAN's Cruise.

これを撮ってる下は水深30cm　リーフにスタックしながら撮ってる

一度たりDROPをミスすればここに持って行かれる

そして尖ったリーフの凹みには尖ったウニがびっしりと

柔らかそうな貴方の足を待っている....



風が凪いでグラッシーな瞬間が訪れた

激浅のセクションからJUNBUGがテイクオフ

1ターン毎に瞬間移動のようにスピードが破綻してみるみる近付く



そして目の前で代名詞とも言えるスラッシュバックで波を破壊

完璧なフォームとパワー、ボードコントロール　そしてスピード

俺の求める理想のサーフィングが　そこにあった...

Jun Ikeda.



Under the wall.

そろそろ次のプロジェクトが始まるし旧正月も明けたからまた忙しくなる

狙うは本当の春一番　20m越えの大西の翌日のうねり

なんだか今週怪しいね　体調整えて仕事頑張ってその時を待つだけ....







peace