Bye Bye FT2.... and Wave of the year.

波があれば起きれる


どんなに疲れていようと　どんなに遅く床に入ろうと...


28日　日曜日


起きて横横を飛ばし朝比奈を抜け小さな漁港町に一直線


素晴らしい朝陽　暗いうちからたむろするLocalsに挨拶し沖へ


最高の一日を予感させた


まだまだSIZEは小さな胸肩　10分置きに入る頭位のを静かに待つ


朝の凪にヌルリとした海面　やがて沖に気配を感じ


滑らかな中にもベストなコブを探し其処へ忍び寄り


沈ませたボードを開放すれば自然と斜面を滑走し始める......






徐々にFreaksが集結し出し　混迷を極めたが


あえてOutsideで待った俺の前に10分程の間隔でSETが押し寄せ


最高な時間を堪能　日頃の行いの良さを再確認した







9時を回った頃だろうか　ソリッドな頭サイズを喰らった後


何となくケツポケットのFT2を取り出そうと触ると感触がない


え.....? 　無くした？　　うそだ　FT2は重く、浮かない


慌ててピーク周辺からコーナーまで潜ったが　


見つかるのは大量のウニと貝類だけ。。。


今朝の素晴らしい朝陽　長谷川さんのDrop　


朝の素晴らしい光の中の写真共々


俺のFT2は　殉職した


そして俺の31歳の夏は　　　　終わった.......








混沌とした気持ちでいい波を数本満喫し　


今度はシュノーケルをお借りしてインサイドを中心に探索する


しかしNot Found...


おまけにカレントと押し寄れるスープに翻弄され


ギョサンをも貫通するウニを踏んで精神崩壊して諦めた


ゆうき食堂で反省会　己の未熟さを慰める





俺が知るなかで一番高いパーキングを後にし


逗子のコンビニ駐車場で倒れるように眠り


15時に西日が顔に当たり暑くて起こされる


再び崖の岩棚へ....






入ればみるみるSize Up


そして夕の凪　　うねりは南西からのものも混じり出し


潮が乗りコーナーもファイヤーし始めた


捉えた一本は　ここ最近で一番の波となった






たまに潜るも　そう簡単には小さなカメラは見つかる由もなく


そんな日に限り苦肉にも最高の透明度と夕陽　


ドルフィンすれば泡が弾けて陽が刺し　エメラルドグリーンに輝く


その脇を　誰かが走り抜けていくのが解る


フィンが水を切って　また小さな泡が弾けた....


カメラがあれば。。


俺はもう一度深く息を吸い込み


深く潜ったが　そこには黄金色に輝くリーフと海草が


静かに揺らぐだけだった...





日頃の行いの悪さを　再確認する一日となってしまった


See you tomorrow morning


起きれればね






peace