Big Wednesday!!!!

16th,October,2013.   #26 Wipha's swell are going off!!!!       Big Wednesday!!


朝には抜けた台風26号　14時に崖の上に着くと眼下にこのラインナップ

2ndリーフが完全にファイヤー　頭半〜ダブルのうねりが炸裂している



深いカレントを挟んだ反対側　Rivieraは3'-4'?

ダブルオーバーヘッドで既に数人が狂気のプルインを試みる

山の上からでもサーファーの描く大きなラインが確認出来る



東側の棚が崖で風をかわしてGoing offしている

パーフェクトなライトは200mは続くであろう最高のキャンバス



ライトはほぼ沖割れしてアウトオブコントロール....

TOPサーファーに限り夕方にかけて手を挙げても天井に届かないシリンダーを伴う

最高の状況となるだろうと予測出来た



漁港に降りると一層海のパワーを感じて久しぶりに心が締まる想いを

風は不安定で午前中に南に回ったと思えば昼に北西　またすぐ真西へ

暫くするとまた北北西へと回って波の顔を整えた



いつもの棚の一つ沖　オーバーヘッドのうねりが乗り上げ炸裂する

デカイ日は全てがスローに見えるから不思議...



この日を心待ちにしたDa Manは右手に大きな包帯を。

朝の波チェック中に堤防を乗り上げた巨大なうねりから逃れようとした際に転倒

バイクをかばって右手の甲をズタズタに負傷していた








『これSETじゃないからね』　さっきの波を見てBatmanがぼそっと呟いた数分後










黒い山のような西からのうねりが不気味に現れ



とんでもない場所で炸裂しサーファーを飲み込んでいく....






昼前のMAXサイズでチャージしたMr.ZEN / Shin-san / Shige-sanが信じられない。

パドルアウトに10分以上、遥か漁港側まで流されながらのゲットアウトと聞いた

そしてこの3人をもってしても6'6では太刀打ち出来ず溺れかけた、とも。






そんな話を聞いているとさらにまた風が回って強まり北西に

強烈なショアブレイクとカレントに怯んだ俺は入るのを止めよう、と

海に入らず駐車場まで引き返した道中　JUNBUGに遭遇　

そのまま拉致された......








『これから良くなるから』

尊敬するプロサーファーの言葉ほど信用出来る事はない

Latinaもビッグスマイルで後に続く



岸さんも颯爽とパドルアウト　巨匠と佐枝さんも現れこれからに期待が膨らむ








長いパドルアウトだった　西への流れに強烈に翻弄された

インサイドの水塊を喰らわずに出れたのは意外だった

途中、壁のようなうねりがささくれ立ったが　渾身のダックダイブで乗り越えた










普段の棚のもう一つ先　チャンネルも水の量が多く決して安全とは言えない

JUNBUGに言われた通り　慎重に状況を見ながらピークに近づいて行った




小さめの切れた波を選んでバックサイダーがチャージ




水量が多く強いオフショアで目つぶしドロップを強いられる






暫く逃げ惑った　でも中盤に捕まえた波は

ここ最近で一番のレイトで　一番のテイクオフだった








気付けばあっと言う間に日没を迎え　乗れなかったSETへの後悔が募る

緊張からか足の裏が吊りっぱなしだったけど　この時間にやっと解放された






最後の波を探した　

結局気を抜いた忘れた頃に来たFreak Setにめちゃくちゃにされ

俺のBig Wednesdayは終わりを告げた







台風一過の西の空に火が点いた

この日に此処に居れた事　此処で波に乗れた事

誘ってくれたJUNBUG　ローカルの皆様　漁師の方々

総てに感謝せずにはいられない最高の夕方.....








© photo by  Miura "Mabo-san"  Flemming.

Board : SUN Surfboards 6'10 Pintail Mini gun (singlefin)

Spot  :  The Left

Surfer : Fuckin Junior










peace