Sunny day

家族と自分の将来の為に大企業をDrop out

だがそれは自身の波乗りの為でもある、のは言うまでもない事実だった


21日の木曜　数日続いた西の季節風がこの朝一時的に止んで波を纏めた

切り通しから富士がくっきりと姿を現す



生活リズムが凱中心となった今　冬の朝一にフォーカスするのは不可能

8時には保育園に送らないとならないからね

送った後で慌てて風が入る前に、とアクセル踏み込むStyleへと移行.....





気付けば最後にやった26号のBig dayから一月が経過

隙あらば海へと気持ちを向けるけど　優先すべき案件にすぐに意識を戻す

そんな日が続いた






久々の七里で迎えてくれたのはJunbugのビッグスマイルと大きな心

そして2本のサーフボードと輝く太陽



Surflow Shaka



Batman's dick!!!   　　　 凄い威圧感....笑



Daichan



Mr.Naganuma







Hiroshel Tudor   :  Kimura 6'0 and Mt.Fuji



その長い眠りから醒めたJunior Custom Surfboards 5'3 Bamboo Quad

久しぶりに積もった埃を海水で払う



少しづつ機能する乗り方が解ってきた気がする....


シングルフィンはレストアに出そう　新たな命の息吹と乾燥を必要としている


ce 6'2 / Bamboo Quad 5'3 / そしてStu Kenson


暫くは3本のFISHでフワフワとglideしよう


次のうねりが楽しみだな







やっぱり海が総てのリズムを整える　フレッシュな気分で仕事に取り掛かる


今居る会社を大きくする　俺に懸かってるんだ


peace

Big Wednesday!!!!

16th,October,2013.   #26 Wipha's swell are going off!!!!       Big Wednesday!!


朝には抜けた台風26号　14時に崖の上に着くと眼下にこのラインナップ

2ndリーフが完全にファイヤー　頭半〜ダブルのうねりが炸裂している



深いカレントを挟んだ反対側　Rivieraは3'-4'?

ダブルオーバーヘッドで既に数人が狂気のプルインを試みる

山の上からでもサーファーの描く大きなラインが確認出来る



東側の棚が崖で風をかわしてGoing offしている

パーフェクトなライトは200mは続くであろう最高のキャンバス



ライトはほぼ沖割れしてアウトオブコントロール....

TOPサーファーに限り夕方にかけて手を挙げても天井に届かないシリンダーを伴う

最高の状況となるだろうと予測出来た



漁港に降りると一層海のパワーを感じて久しぶりに心が締まる想いを

風は不安定で午前中に南に回ったと思えば昼に北西　またすぐ真西へ

暫くするとまた北北西へと回って波の顔を整えた



いつもの棚の一つ沖　オーバーヘッドのうねりが乗り上げ炸裂する

デカイ日は全てがスローに見えるから不思議...



この日を心待ちにしたDa Manは右手に大きな包帯を。

朝の波チェック中に堤防を乗り上げた巨大なうねりから逃れようとした際に転倒

バイクをかばって右手の甲をズタズタに負傷していた








『これSETじゃないからね』　さっきの波を見てBatmanがぼそっと呟いた数分後










黒い山のような西からのうねりが不気味に現れ



とんでもない場所で炸裂しサーファーを飲み込んでいく....






昼前のMAXサイズでチャージしたMr.ZEN / Shin-san / Shige-sanが信じられない。

パドルアウトに10分以上、遥か漁港側まで流されながらのゲットアウトと聞いた

そしてこの3人をもってしても6'6では太刀打ち出来ず溺れかけた、とも。






そんな話を聞いているとさらにまた風が回って強まり北西に

強烈なショアブレイクとカレントに怯んだ俺は入るのを止めよう、と

海に入らず駐車場まで引き返した道中　JUNBUGに遭遇　

そのまま拉致された......








『これから良くなるから』

尊敬するプロサーファーの言葉ほど信用出来る事はない

Latinaもビッグスマイルで後に続く



岸さんも颯爽とパドルアウト　巨匠と佐枝さんも現れこれからに期待が膨らむ








長いパドルアウトだった　西への流れに強烈に翻弄された

インサイドの水塊を喰らわずに出れたのは意外だった

途中、壁のようなうねりがささくれ立ったが　渾身のダックダイブで乗り越えた










普段の棚のもう一つ先　チャンネルも水の量が多く決して安全とは言えない

JUNBUGに言われた通り　慎重に状況を見ながらピークに近づいて行った




小さめの切れた波を選んでバックサイダーがチャージ




水量が多く強いオフショアで目つぶしドロップを強いられる






暫く逃げ惑った　でも中盤に捕まえた波は

ここ最近で一番のレイトで　一番のテイクオフだった








気付けばあっと言う間に日没を迎え　乗れなかったSETへの後悔が募る

緊張からか足の裏が吊りっぱなしだったけど　この時間にやっと解放された






最後の波を探した　

結局気を抜いた忘れた頃に来たFreak Setにめちゃくちゃにされ

俺のBig Wednesdayは終わりを告げた







台風一過の西の空に火が点いた

この日に此処に居れた事　此処で波に乗れた事

誘ってくれたJUNBUG　ローカルの皆様　漁師の方々

総てに感謝せずにはいられない最高の夕方.....








© photo by  Miura "Mabo-san"  Flemming.

Board : SUN Surfboards 6'10 Pintail Mini gun (singlefin)

Spot  :  The Left

Surfer : Fuckin Junior










peace

Coming up...#26

26号が30度線にまで差し掛かりつつある火曜の昼の漁港町

冷たいナライが雨を伴い崖の上から吹き下ろす






漁師達は船をスロープからさらに山側へ移動し高潮とうねりに備える

一時は930hPaまで落ち込んだ10年に一度の規模での上陸コース







強いナライに波先がライオンの鬣の如くそそり立つ

サイズは思った程ではなく　だがこれからのカミンナップを想像させた

間隔こそ長いものの　5分置きに頭〜オーバーヘッドが押し寄せる






着替えていると沖津さんがテイクオフ　波を切り裂きミドルを飛び抜け

そのままコーナーでプルインし雨宿り....

Hiromasa Okitsu.









この日もstokedした宇佐美隊長

ハイラインをカッ飛んで見えなくなるまで乗っていった






形も良いし風も合っている

だがなかなかサイズが上がってこない　午後の上げ込みにも海は動かなかった

雨脚ばかりが強くなる一方だった夕方






16時に差し掛かる頃、ようやく南うねりの本陣が届き出す




Tokita Peakも機能し始めるがこの日は生憎の不在....

代わりにStylishなレフティが奥から果敢にチャージ

Unknown surfer.






裏に迫る波のメラメラが見える　Surferしか解らない興奮の瞬間

皆が一斉に焦ってチャンネルに向かって漕ぐ　

その瞬間が好きだな








この日3R目のBATMAN　夕方のベストセットにドロップし明日に備える...







Shigeさんと一緒にテイクオフ　乗りながらシークエンスのシャッターを押す

そのままストーキングしながらコーナーにアプローチ....　

Shige and Junior @ Corner








16:39   覚醒までは至らなかった　

となると水曜の朝に抜けた後にフォーカスするのは当然

徹夜で仕事を澄ませ　明日のBig Surfに備えるだけ.....








peace