Junior Custom Surfboards

   











果たして崖下で通用するのか　試す必要をずっと感じていた



元々は七里ケ浜正面のレフトの波に合わせて作ったノーロッカー/フラットデッキ



Bambooの合い板を削り出したクアッドフィン



一生を賭けて極めると誓った場所の波を　一生愛すると誓った場所の波を



自分で作ったサーフボードで滑る事が可能なのか



そんな事を想いながら金曜の夜明け前にパドルアウトしたんだ








 
 
久しぶりに水を吸わせたBamboo Fishは嬉しそうだった



レールのBuds greenが海中に茂るワカメの色とシンクロして赤目を細める










朝陽が顔を出し明るくなり始めた頃　極上のセットがやってきた












うねりを捕らえ走り出す



今まで乗って来たどんなボードよりも短く不安定だけど



特徴は全部解ってる　自分で作ったんだからね










©yoshioka_design photo.


©Lisa-san photography.


©yoshioka_design photo.













5'3  Bamboo Quad Fuckin Fish




何回パーリングしたか数えきれないけど　



うまくうねりを捕らえた時の加速感　フィンが抜けるスライド感



カーペットのようにフワフワと斜面を飛ぶグライド感



その全てに言葉では表せない楽しさを喜びを感じた



3年前の盆に勢いだけで作り始めてしまった情熱



無知極まりない仕様とスペック　ボコボコのラミネート



全部が愛おしくてたまらない














次に良いうねりが入ったら？　多分また乗るだろうね



どこかのリーフで激しくパーリングするJuniorの姿を



きっと目撃する事が出来るだろう......









Pure Stoke!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



peace......

Junior Custom Surfboards -Finally Completion-

次郎師匠から譲り受けた2種類のコンパウンドを駆使　


凸凹だったボトムに遂に光が射した


夏休みの自由研究のつもりが随分と難航　いま何月だ....？


実に6ヶ月強を要した




Bamboo Finも切れ味鋭く妖しく光る...


尾てい骨の痛みが　すっと引いていく気がした



ロービングに紐を結ぶ瞬間　気持ちは武士が脇差しを腰に差す時のそれに近いと感じた



完成に合わせたかのように木曜昼に春の低気圧が南岸を足早に通過



EPICは木曜だったかもしれない　だが俺は明日海へと向かうだろう
















このボードを天国のSHIGERUおじさんに捧げよう


見ていてよ　おじさんも愛した七里の波　それに合わせて作ったボードでの波乗り


魂で乗る　UNCLE SHIGERUを感じながら....


See you in the water tomorrow morning


peace

Junior Custom Surfboards -Last Buffing-

『おや　外でアイロン掛けかい？』






確かにノーロッカーでアイロン台に最適であろう


とりあえず万全を期して長老の目の届かない場所に仕舞おうと決意。。。





二種類のコンパウンドとポリッシャーでバフ掛け


素人の造作物に艶と輝きを取り戻す


今日は途中で終わり


いよいよデッキ面が終わればJunior Custom Surfboards 5'6の完成


モデル名？　　　【Ironing Fish】　　で決まりだろう












尻が痛い。。。


peace!